ストレッチとアーサナ の違いについて
ヨガ=アーサナ と思っている方が多いはず。
中には「痛そう」「柔らかくなりそう」と思っている人も多いですね!
私自身、ストレッチをするよりもアーサナ を取ったほうが柔らかくなる効率が良いと思っています。筋肉痛になりながらも、ストレッチよりも早く柔らかくなります。(実体験)
理由はいろいろありますが今日はアーサナ 中に筋がどのように動いているか説明していきます。
柔らかくなりたいけど、ストレッチでなかなか柔らかくなれない人
ヨガを練習している人の気づきになれば幸いです。
アーサナ を行っている間
相反抑制(相反神経抑制)という筋の働きが起こっています。
わかりやすく、前屈の際ももの前後の筋肉で説明します。
前ー腸腰筋・大腿四頭筋
後ーハムストリング
前屈をするとももの後ろの筋肉(ハムストリング)が伸びますよね!
この時になるべく効率的に筋を伸張していくには
股関節の付け根とももの前側に力を入れることです。
筋肉の性質として、力を入れた筋(主動作筋)の反対側の筋(拮抗筋)は弛緩する
という性質があります。
弛緩するということは伸張されやすいということです。
なので、ヨガではポーズに入る前の準備...
例えば骨盤を起こすとか、背骨を伸ばすとか
立っていればかかとで床を押すとか、股関節を捻るように締めたりとか
そのような誘導でポーズを完成させていくことが多いです。
ダウンドッグ も骨盤の意識ひとつで腿の伸びが強くなったり
手のひら、足の裏の重心の違いで辛くなったり、楽になったりしますよね!
ただ重力、体重をかけて筋を伸長させていくのではなく
筋の特性を生かして力を使いながら伸張させていくことで
きっと柔軟性が高まっていくはずです♪
次回は、なかなか伸張させにくい
ハムストリングスを伸張させるコツや
ハムストリングを柔らかくしておく必要性について書いていきますね!
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